Category Archives: 山のお仕事

夏のお仕事

7月は天候も良く、順調に仕事をこなしていましたが・・・。
8月に入り、台風と共に天候不順に。
それでも槍に行ったり学校登山など、まあまあなのかな。
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ただ、バリエーションルートの時に限って天候が悪く・・・実施率が滅茶苦茶悪い。
剣の源次郎尾根も北鎌も奥穂~西穂も全部中止にしちゃったし。
まあ、仕方ないね。
無理は禁物さ。

浅間山・牙山南稜

梅雨の合間、天気の回復傾向を掴んで浅間山・牙山南稜に行ってきました。
二ノ鳥居辺りから登山道を離れて、沢を渡り急な藪尾根に突入。
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3級程度の岩を登りつつ、尾根を忠実に詰めて行きますが石楠花の藪漕ぎなどもあり・・・。
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牙山岩稜に出たら牙山を往復、その後いよいよ核心部となる針峰群へと向かうため50mいっぱいいっぱいの懸垂×2回。
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懸垂が終わったら、左手の稜上にトラバースを交えて乗り上げるのですが・・・ここが意外と悪くテラスに辿り着くとホッと一息。
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稜上に戻れば岩峰を登り、時には巻きながらグイグイと高度を稼ぎます。
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途中、3級上程度の岩峰に登ると後は尾根を忠実に辿って剣ヶ峰の山頂に到着!
雨が降ってきたよ。
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ここからはヒサシゴーロ尾根を下山。
所々不明瞭な部分もありますが、基本的にルーファイは簡単。
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途中からは、今日登った針峰群が一望。
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そして15時頃に無事下山しました。
温泉入って、あとは帰るだけー。
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(詳細)
基本的にザイルを使う場面は2箇所のみ。
牙山から針峰群へ下る最初の垂壁、そこから右手のルンゼを1ピッチの懸垂。
あとは懸垂終了点から左手のテラスまでのトラバースが約30m。
以上です。
牙山南稜、針峰群ともルーファイが楽しいルートです。

(GPSによる参考資料)
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サイトをリニューアル

やっと完成しました。
html5+css3+jqueryで構成されてるのですが、あまりに便利過ぎて後付で動画もアップしたりして。
あとは写真集をアップすればほぼ完成かな。

jqueryはとっても使い易くて拡張性と言うのかな・・・UIが手広く用意されているので用途にあった物を見つけ出せれば、ほぼ自分が思い描いていたものを作り上げることが出来る。
細かい記述で何とでもなるしね。
例えば・・・。

<a href="http://www.youtube.com/watch?v=EogWFgH_5kE" rel="prettyPhoto" title="~"">

jqueryのプラグイン「PrettyPhoto」でモダールウィンドウ上にポップアップを出してyoutubeの動画を再生する際の記述が上記なんだけど。
youtubeって見終わった後におすすめの動画が表示されますよね。
あれってとっても邪魔な訳で・・・そこで。

<a href="http://www.youtube.com/watch?v=EogWFgH_5kE?rel=0" rel="prettyPhoto" title="~"">

?でパラメーターを繋げて

?rel-0

と記述してあげるとおすすめは表示されなくなります。

と言った具合で。
苦しくも楽しみながら作れたサイトなんで、見ながらにして楽しんでもらえると嬉しく思います。

今週末は2日に金鶏山~筆頭岩、3日に西大星北稜に行ってきます。
もちろんお仕事ですが。

裏妙義・烏帽子岩登攀

妙義ついでに裏妙義の烏帽子岩に登った時の記録を。
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余程の好事家で無い限り通過してしまう岩峰ですが、こんな事もやっとります。
登る際は落石に注意。
落とすと全て縦走路へ転がっていきます。

ガイド業務「妙義・相馬岳北稜」

お久しぶりです。
相馬岳北稜へ行ってきましたので記録がてらの投稿です。

車を国民宿舎前に置いて北稜の取り付きまで歩き、ルンゼ状脇の小尾根に取りつけばそのまま北稜に導かれます。
まだまだ藪っぽいものの、そこまで酷くは無い感じ。
P1~P4までは尾根の右側を絡めながら巻きますが、稜線の直下を進んで行きますので下に下り過ぎないように。
P5に出ると右手に下りつつ、バンド状を左上すればスリングが巻いてある懸垂下降地点に出るので25mいっぱいで懸垂。
降り立ったところがP5/P6間のギャップになります。
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P6はへは右手正面にあるチムニーを登るのですが、中に入ると苦しいので右手のリッジを登攀(3級下)
P6の頭からは再度立木を利用して1ピッチ懸垂。
降り立つとP6/P7間のギャップで、チョックストーンの脇に伸びる立木を利用して更に右手方向に1ピッチの懸垂。
左手に手前から2本のルンゼが見えるので奥側の泥の詰まったルンゼを登り右手に10mトラバース、程なく支稜を直上すれば北稜上へ復帰します。
後は時折右手を巻きつつ、P11は直下より左手に下りルンゼを詰めればP11/P12間のギャップへ出ます。
P12・・・登ろうか迷ったのですが、結局は右手のルンゼを懸垂2ピッチで下りP12基部をトラバース。
ルンゼに出る前の小尾根を登り、ナイフリッジの岩稜(3級上)を詰めるとP12の大岩壁に行き詰るのでさらに右手に懸垂1ピッチ。
あとは基部を進めばあっさり千人窟手前に出ます。
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ここまで来れば相馬岳までは問題なし。
稜上を外さないように進み、富士稜が合流するピークを越して急登の一等足で相馬岳に到着。
因みに相馬岳へ登る最後のコルから左手を見れば給水できる所があるので、水が必要な方はここで。
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あとは国民宿舎へ下るだけ。
途中の展望穴からは登ってきた北稜が見えたよ。
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そんな訳で充実した1日でした。
やっぱり北稜の核心はP5~P12間。
ここを歩いてなければ北稜に行ったとは言えないよね。
簡単なコースタイムは下記の通り。

国民宿舎05:30~北稜取り付き06:10~千人窟12:25~相馬岳15:00~国民宿舎17:10

ガイド業務「八ヶ岳・赤岳」(2)

ガイド業務・赤岳2日目
期待していたお天気ですが・・・頂稜部はガスの中。
残念・・・。

風がやや強いですが、雨は降っていないので山頂へ行き写真撮影。

その後、小屋へ戻り県界尾根を下り始めました。
上部の鎖場は傾斜がきついので、慎重に下りたいところ。

最後に傾斜のある梯子を下り、鉄製の足場をトラバースすれば危険地帯は終了。

あとは傾斜の緩い、歩き易い尾根道を小天狗まで向かいます。
とりあえず大天狗の辺りから天候が回復し、日差しが出てくれば・・・晩秋の山ながら暑いの何の。
後は小天狗から県界尾根を離れ、大門沢へ下り登山口へ。

昨日登った真教寺尾根が左手に見えるよ。
そんな訳で12時には駐車場へ戻り、温泉に入って佐久まで移動。
お昼は「文蔵」でラーメンを食べて、解散となりました。

みなさん、大変お疲れ様でした。
次回は「冬」にお会いしましょう!

ガイド業務「八ヶ岳・赤岳」(1)

ガイド業務・赤岳1日目
雨の予報の中、それほど大降りにはならないと考えて決行。
今回もプライベートガイドです。
清里の駅に集合後、車で美し森へ移動し登山開始。
羽衣の池~牛首山の間は結構な降りで「こりゃ判断を間違えたかな?」とも思いましたが、下部鎖場の辺りで雨は止みました。
ラッキー。

そして上部鎖場を越えて、竜頭峰直下まで登ってくれば・・・。

何と!
雲海の上に出た。

富士山も見えたんだよ。
こう考えると、天候的な判断は間違っていなかったのかな。
そんな訳で真教寺尾根を登り、無事に赤岳~頂上山荘に到着。
6時間半の行程でした。

因みに小屋はキャンセルが相次ぎ、ほぼ貸切状態(笑)

明日の天気はどうかな・・・。
ちょっと期待してるんだけどね。

あちこち行ってました

お久し振りです
すいません・・・サボってました。
9月に入ってから、あちこち行ってましたので簡単にレポート。

まずは奥穂~西穂から。
今年も行ってきました。
初日は白出沢を登り穂高岳山荘まで。
冷たい雨がずっと降り続き、結構大変な1日でした。

山荘を前にして、クライアントの足が攣ったり。
それでも凡そコースタイム通りで上がり一安心。
で・・・翌日。
足の調子が良くなかったり、天気がいまいち安定しなかったりで・・・。
様々な要因が重なり、西穂まで縦走するのは断念して奥穂までとしました。

そのまま登ってきた白出沢を下り、新穂高温泉へ下山となりました。
しかし岩切道の辺りは相変わらず悪いですね。

そうそう・・・下山後に入った新穂高の温泉。
初めて行った所なのですが、なかなかいい温泉でした。
食堂のご飯も美味しかったし。

その後は剣へ行ったり唐松~五竜へ行ったりして。
そして久々の遠征は御神楽岳と御前ヶ遊窟。
この辺りの山はいいね。
人とは無縁の世界・・・山ガールも危なっかしいのもいない、純粋に楽しめる山。
そんな訳で、白馬から長野~飯山~小千谷~長岡~三条~加茂~五泉と走って三川津川へ。
初日の御神楽岳は蝉ヶ平コースの往復。
登山口から鉱山跡を通過、湯沢出合から岩尾根を登って行きます。

結構急な登りですが、それほど危険な箇所も無くいい感じ。
湯沢ノ頭へ展開する御神楽スラブを眺めながら、じわじわと登って行きます。

そして翌日はメインイベントの御前ヶ遊窟。
シジミ沢出合から見上げれば・・・岩峰がドーン!

最初は苔むした沢の詰め上げると、水流沿いのスラブに様変わり。
乾いた岩が気持ちいい!

途中、3級程度のクライミングもありますが問題になる様な事もなく・・・。

ここからがクライマックス!
クライミングシューズに履き替え、一般ルートから外れて大スラブの直上を開始!

傾斜は緩く3~4級下程度のスラブ登りですが、落ちると下まで転がりそうなので慎重に。
因みに中間支点は取れないので、ザイル1本分ランナウト(汗
上手く登れたのか、頂上直下の藪まで登り一般ルートと合流。
その後、山頂へ上がった後にソウケイ新道を下りました。
この下り、意外とヤバイ所が多いですがいい道ですね。

道は多少不明瞭だったりしますが、5箇所の鎖場さえ慎重に下れば問題はないでしょう。
特に最後の鎖。
高度感もあるし、かなり振られるので注意が必要です。

そんなこんなで。
帰りは来た道を戻り、白馬へ無事帰宅。

下の廊下
10月の第4週・第5週に入っていた下の廊下のガイド業務。
先日からの群発地震の影響で、白竜峡~十字峡間の道が大規模崩落。
おまけにあちこちで落石は頻発し、開通の目処が立たないとの事で中止としました。
1組は八ヶ岳へ振り替えとなったので、真教寺尾根から登って県界尾根を下山してきます。

ガイド業務「信濃中学校」

学校登山・信濃中学校
台風12号が接近する中、前日から話合いを重ねて実施となった学校登山。
時折パラパラと雨が降りますが、雨具を着用するほどでもなく・・・。
そんなこんなで問題なく扇の雪渓まで辿り着きました。

で・・・天候判断からすると、微妙ながらも明日は悪天候と予想。
大して悪くならないとは思うけど、生徒さんの保護者や学校と言う事情を考えると・・・。
そんな訳で、ここから無事下山しました。

追記
今日は2日。
やはり・・・と言うか。
予想外に天気が良く、何とも言えないモヤモヤ感。

ガイド業務「剣岳」(3)

ガイド業務・剣岳3日目
予定通り、3時半に剣沢小屋を出発。
素晴らしい天気の中、剣山荘~一服剣~前剣と順調に歩程を進めていきます。

このグループは予め、7月に岩稜講習に参加頂いているので見ていて安心。

平蔵のコル前の岩場は意外と嫌らしい。
タテバイは念のためザイルで確保して登り・・・。

もうすぐ頂上だよ。

7時20分。
剣岳山頂に到着!
今回は3名(ガイド1名)+2名(ガイド1名)のグループに分けて行動したので、非常に順調でした!
下山も極めて順調。
ヨコバイは僕が1段下に下り、例の足場をサポート。
その後もシュリンゲを使って、確実に岩場を通過していきます。

すでに余裕の人達。
そんな訳で、新平クンに出迎えられて剣沢小屋に戻ったのが12時ちょっと前。
あとは別山乗越まで黙々と登り、雷鳥沢を下れば室堂着。
なんとか16時半のバスに間に合ったよ。
その後、お風呂に入ったり富山で寿司を食べて、22時過ぎに白馬へ戻りました。

皆さん、頑張りましたね。
大変御疲れ様でした。

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